主な業務内容

剪定作業

庭の植木は、一度植えると何十年も同じ場所で生き続けます。
たくさんの種類があるので、どれが本当に自分の好みなのかよくわからなくなります。
長い間の付き合いになることを考えると、庭の大きさに合わせた樹木を選ぶのがポイントです。今回は、その選び方のポイントをご紹介します。
これまで伺ったお客様の中には「最初は良かったけど大きくなりすぎて隣にはみ出して困っています」とおっしゃる方が少なくありません。
数年後の庭をイメージしながら選定します。樹高の基準も諸説ありますが、正式な基準はありません。実際に庭の剪定をやってみて分けると下記のように考えられます。

伐採作業

伐採は樹木の幹を根を残して根元から切り取る、大きく太くなり過ぎた不要な枝を切り取る作業です。
太い幹はチェーンソーで、細い場合は鋸を用いて伐採します。伐採した後、ごみ処理場で焼却処分するためにハンドリングしやすいように長さ40~50㎝に切断し、結束します。太さ25㎝以上は40㎝に切断し単本として処理します。

消毒作業

消毒とは、薬剤を散布し、植木の病気や害虫(チャドクガ、イラガ、アブラムシ等)を予防、駆除する作業です。
人間とは違い、植物は一度病気にかかると自然には治りません。
消毒は、そのような植物を病気にさせてしまうカビ、菌を殺菌して病気にかかりにくくします。
高圧消毒ポンプで高木を含め、庭全体をしっかりと消毒します。
消毒時期は、その年の気候や庭木の種類などによっても多少変わりますが、おおよその目安として1回目が5~6月頃、2回目は9~10月頃に消毒します。

施肥作業

施肥は、樹木が成長するために必要な養分を補うために肥料を与える作業です。
主な樹木の周りに穴を掘り、牛糞、鶏糞、油粕などをブレンドした特製の肥やしを入れて水をかけて土を戻します。1~2か月おいて十分に浸透できるように蒸らし、土壌中で不足した養分供給を行います。
施肥は主に寒肥として1~2月頃に作業します。

除草作業

雑草は、そのままにしておくと、土の養分や水分を奪ったり、栽培している植物に日が当たらなくなったり、病原菌の温床になったりするので、繁殖する前に除草する必要があります。
雑草が生えたら、なるべく早い時期に抜くこと、できるだけ根を残さず抜くことが大切です。
年中行いますが、剪定作業時に一緒に行うことも可能です。
特に春先は雑草が増える季節なので、この時期に行うことをお薦めします。